聖書と香り

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母の日のイベントまで、残り一週間となりました! 今回のイベントでは、アロマオイルを使ったルームスプレー作り体験がありますが、今日は香りが聖書の中でどのような役割があったのか簡単に紹介します。

神様がは聖書を通して香りを用いています。

古代イスラエルで、神の住まいであった幕屋で常に良い香りのお香をたくように、神様はイスラエル人に命じました。聖なる香油のレシピ、細かい作り方までモーセに与え、感謝の捧げものには必ず良い香りが伴っていました。

いい香りを用いた例を取り上げましたが、その反対、悪い香りも用いていました。律法時代で罪を償うために生贄をささげるときは、酷い香りがでるように、捧げものの動物の毛や内臓を取り除いて焼くことを禁じていました。

他にも聖書中に、神様が良い行いをよい香りに例え、悪い香りを罪、堕落に例えてイスラエル人に預言者を通して話された例がたくさんあります。神様は、私たち人間を創造されたお方ですから、五感で体験することによって、より強く、はっきりと神様の真理が伝わるということを理解していたのですね。

新約聖書に登場するパウロはこのコンセプトをよく理解し、そして引用していました。

ピリピ4:18 「…エパフロデトからあなたの贈り物を受けたので、満ち足りています。それは香ばしいかおりであって、神が喜んで受けてくださる供え物です。」

私たちは、私たちの行いが神様にとって香ばしいものであると願いたいですね。