-銀盃花(ミルトス)-

賛美、そして楽器にあふれたすずらん教会ですが、「銀盃花」(ミルトス)というオカリナの賛美グループがあることをご存じでしたか? 二年ほど前に、ある姉妹の方がオカリナで賛美をささげたことをきっかけにサークルが結成され、2人の集まりとして始まったものが、今では毎回8名ほどの方が参加する大きなグループになりました。

サークルの名前、「銀盃花」(ミルトス)は、実はイザヤ書55章13節が由来となっています。

「いばらの代わりにもみの木が生え、おどろの代わりにミルトスが生える。これは主の記念となり、絶えることのない永遠のしるしとなる。」

主の記念とされ、絶えることのない永遠のしるしの象徴になっている、このミルトスは一体どんなお花なのでしょうか? 

ミルトスは地中海沿岸が原産の常緑花木ですが、切られた後も生命力が強く枯れにくいところから、干ばつにも耐える強木として不死の象徴となり、それゆえ成功・繁栄の象徴となりました。そのため、伝統的なユダヤ人の結婚式や仮庵祭では、絶対にかかせないお花になっています。

私たちの教会のオカリナサークルも、このお花の象徴することにインスピレーションを受け、活動しています。

今回、このサークルの活動のきっかけや、コンセプトなどを教えてくださった、銀盃花の姉妹の方からメッセージをいただいています。

「今後も主にお会いするまで喜びを持って賛美していきたいです。いつも仲間募集中です!」

Image by kaboompics on Freepik